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落語に行ってきました
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ねずみ
毎度ばかばかしい作文でゴキゲンをうかがいます。
二度目のお運びありがとうございます。娘が日光に修学旅行に出かけている今、自由満喫! よみがえれ、青春! そんなおっかあの鈴木ゆう子でございます。
東京近郊で育ちますってぇと、当然のように小六で日光、中三で京都が定番なんですね。で、高校で初の海外……と思いきや、某県立高校では志賀高原スキー旅行。なんと、五日間で全員滑れるようにしてやるぜ!という、大学受験で滑るのを怖がるなという先取りの親心なんでしょう、体育科の教師が異様に張り切っておりました。
全員滑れるようになりましたとも、ちゃんと授業に出られた人はね。でも、なんと私は初日の夜に、インフルエンザにかかるんです。そして、ずっと保健部屋に寝かされ続け。最後の日にちょっとだけゲレンデに出ましたけど、出ないほうがよかったぐらいで。インフルエンザですから、当然罹患する生徒も半端なく多くて、高3の旅行者には夢と希望とウィルスがいっぱいという、とんだ移動教室でございました。

今も昔も、旅というものはいいもので。
客引きする小僧につれられて、気のいい主の貧乏旅籠、「ねずみや」に泊まったは、飛騨の甚五郎。彫刻の名人であります。向かいには景気のいい「とらや」なる大きな旅籠、しかしそれはもともとこの主のものだった。何でのっとられたかが、笑いあり涙ありの人情噺になっていて、情けに厚い甚五郎が木でねずみを彫ると、これが動きだす。話題が話題を呼び、ねずみやは興隆。ところが、とらやが金にあかせて店先に虎の彫刻を!すると木彫りのねずみはピタッと動かなくなり……。
ご存知ねずみの一席。

この噺を聞いたうちの娘が大興奮ですよ。
ほう、君は何か思うところがあるのだね?そうか、意地悪な友達でもいるんだろう、そして軒を貸したら母屋をのっとられるような出来事があったんだね?あったんだね?あってこその青春だね?と期待しつつ聞くと、
「あらいやだおかあさん、そうじゃあないよ。今度日光に行くんだよ、私。そのときに左甚五郎の眠り猫が見られるんだよね~。ねずみが動いたんでしょう。ってことは、猫だって!」
と言うから、
「バカだねこの子は。眠り猫って言うぐらいだ、寝てる猫は動きゃしないよ」
と教えてやると、急にしょんぼり。んー、何を考えているのか、落語は所詮お噺であって、じゃあ「犬の目」の噺なんかどうすんだよと思ったりもする。
思いながら、そういえば思ったよりもずっと小ぶりのその猫をじーっと眺めてみていた、六年生の自分を思い出しました。そういえば、上のほう眺めながら、動かないかなあ、と、思ってた、思ってた。
「動かない?」
「動かないよ」
「……レム睡眠でも?」
木彫りですから。
ひょっとして発情期のメス猫でもいれば、もしや……と言いかけて、ああ、あの眠り猫は子猫のサイズだったと思い出しました。もうちょっと大人にならないと、色仕掛けにも意味がない。
いえいえ、一番の問題は、それが木彫りだという事実でございました。

今も昔も、修学旅行というのはいいもんでございます、という、あれれ、ちょっと話がずれまくったところで、ああ、こうしちゃいられねぇや。またまた寄席にいってまいります!
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by u-ko_suzuki | 2008-07-21 00:22